建築の経済成果の関係
ここでは生活機能と建築の経済成果の関係で平面形モデルを検討した例を現わした。
一般的に建築の経済性を問題でする場合は当初建設に要する費用、いわゆるイニシャル コストを問題ですることが普通なのに、長期経済性を考えた場合も維持費とかランニングコストを問題にして、建築物それ自体にかかる費用が対象になっている。
しかし建築物を一つの生活空間としてそこで生活する人間の動きを問題にして施設の有効利用という観点で照らしてみればまた他の見解も出てくる。
例をあげればその建物で動く人の人件費を指数で建物の経済性を考えることもできる。
ここで現わした例は英国で実施したわけだが既存病院の手術部において動線の実態調査から新しく計画する時平面形の分析を試みた。
一日の看護師の動きを追跡したことであり、どちらか一つの場所で他の場所で一度移動する時ごとにその間を一つの直線に連結して得た。
このようにした調査で各所要空間ごとに続いた頻度を集計する。
次にここで一日の標準頻度を設定して他の職員に関しても同じ資料を作成する。
またこの標準頻度に各職員の給料比率をかけて重複をする。
このようにして他の空間との連結頻度が最も高い空間を出発点でして、その空間と連結する空間を次々と付加したプログラムを作成してコンピュータでかく。
このような平面形は生活空間として内部機能も満足してまた建築において経済性に関してもどんな条件を満足したことになって一つの設計案が得られる。
すなわちこの場合は建築空間において問題でしている側面も確実で、また価値基準も明確なので平面形モデル構造図明確に解釈できる場合ということができる。
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